旭高支日記

令和6年(2024年)度旭高支日記

令和6年度修了式・離任式

 2025年3月24日に令和6年度の修了式が行われました。

 年度の初めに、これからの学校生活で意識してほしいと伝えられていた、「主体的に挑戦すること」「自他を思いやり相手を尊重すること」「心のしなやかさを身につけること」について、校長先生からお話がありました。毎日の挨拶、セルフプロデュース、作業学習、部活動を通して主体的な挑戦ができたこと、1年を通して仲間を気遣い協働的な学びができたこと、様々な経験をとおして自ら心のしなやかさを育んできたことなど、この1年間での生徒たちの成果について振り返りました。その中で、人とうまく付き合うための1つの力となる「心のしなやかさ」をこれからも意識して生活してほしいという言葉もあり、生徒たちは真剣な表情で受け止めていました。

 また、先日3年生が卒業し、進級を控えた在校生たちへの宿題も出されました。それは、「上級生の役割は何か?」を考えてきてほしいというものでした。これまで3年生が担っていたことをこれからは自分たちが担っていくという意識を持ち、宿題に取り組んでほしいと思います。始業式の日に、どのような答えが出てくるか、とても楽しみです。

 修了式に引き続き離任式も行われ、11名の教職員が旭川高等支援学校を去りました。別れは寂しいですが、新天地での活躍への願いを込めて、在校生、卒業生でアーチを作って見送りました。

 令和6年度が終わりました。準備期間としての春休みを有意義に過ごし、始業式の日には全員が元気に登校してくれることを願っています。

第7回卒業証書授与式

2025年3月7日に卒業証書授与式が行われました。

職業科24名、普通科7名の計31名に卒業証書が授与されました。厳粛な雰囲気の中、多くの方々に見守られての卒業式でした。在校生やご来賓の皆さまからの暖かい言葉をいただき、感動的な卒業式となりました。3年生は式の中で、保護者の方々やお世話になった先生方へ、感謝の気持ちを伝えることができました。卒業してからも、社会人として大いに活躍することを願っています。

保護者の皆様、事業所の皆様、3年間に渡り本校教育活動へのご理解とご協力に感謝いたします。ありがとうございました。

卒業生を送る会

 2025年2月27日生徒会主催の卒業生を送る会が行われました。

 在校生からの企画で、学校に関するクイズやジャンケン大会、在校生の合唱を3年生に楽しんでもらいました。

 3年生からは「卒業生からの伝承」として、進路先を選んだ理由や在学中に取り組んだほうが良かったことを後輩にプレゼンテーションツールを用いて伝えられました。最後には3年生から合唱をして感謝の気持ちを伝えました。

探究チャレンジ・アジアに出場しました

 去る2月1日(土)北海道大学 学術交流会館にて、S-TEAM教育推進事業「探究チャレンジ・アジア」に普通科3年生が出場しました。道内から高等学校を中心に29校の学校が参加し、ポスターを使った発表や質疑応答をしました。一人一人が自分の役割をしっかり果たし、堂々と発表をしたり質問に対して適切に答えたりすることができ、札幌市長賞第三席を受賞することができました。本当によく頑張りました!今回経験したことを次のステージで生かしてほしいです。

 保護者の皆様を始め、探究活動に協力いただいた関係者の皆様、S-TEAM教育推進事業に関わるご協力ありがとうございました。

3学期始業式

 本日、1月17日に第3学期の始業式が行われました。

 校長講話では、2025年の干支(乙巳)が、「努力を重ね、物事を安定させていく」「これまでの努力や準備が実を結び始める」という意味合いを持つ年とされていることに因み、「この1年を総括し、次の段階につなげる3学期になるように。」と伝えられました。今できることを後回しにすることなく学校生活を送ってほしいとのお話に、生徒たちは真剣な表情で頷いていました。校長講話であったように、3年生は社会人としての新たな生活を、1、2年生は進級後を見据え、1日1日を大切に過ごすことを願っています。焦らず、粘り強く、自分のペースで着実に前進していきましょう。

 まだまだ、インフルエンザが流行っています。規則正しい生活や感染対策を心掛け、「行く1月、逃げる2月、去る3月」を元気に過ごしたいですね。

全校集会、2学期終業式

 12月25日(水)に全校集会と2学期終業式が行われました。

 全校集会では、生徒会から、飲酒、喫煙、SNSの正しい使用方法の呼びかけなどが生徒会役員から呼びかけがなされました。生徒指導部長からは、今年度本校であったいじめの件数や冬休み中に高校生として守ってほしいことについて話がありました。

 終業式では、校長先生から、生徒一人一人の主体的な挑戦をとおして、着実に成長しているとの話がありました。

 また、学校祭はチーム力を試す場でしたが、生徒同士が協働し、愉しんでいる姿に多くの共感があったと振り返りました。冬休みは3学期に向け、各々が2学期を振り返る時間としてほしいとの話もありました。

 2学期は保護者の方や町内会の皆様、関係機関の皆様には大変お世話になりました。今後もよろしくお願いいたします。

高体連バドミントン新人大会に出場しました

 12月14日~16日にリクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館(旭川市総合体育館)にて、令和6年度旭川地区新人バドミントン選手権大会兼北海道高等学校新人バドミントン大会旭川地区予選会が開催されました。

本校総合運動部バドミントン部門から、15日3部シングルス部門に男子1名女子1名が出場しました。

 ――――大会結果――――

【3部男子シングルス】

Kさん 1回戦 VS上富良野高校

    0(4-15,9-15)2 敗退

【3部女子シングルス】

Tさん 1回戦 不戦勝

    準決勝 VS留萌高校

    0(1-15,6-15)2 敗退

令和6年度特別支援学校企業向け見学会

 12月3日(火)、以前よりお申込みをいただいた企業様をお招きして、令和6年度特別支援学校企業向け見学会を開催しました。

 本校職員から、「学校概要」、「進路指導および卒業生の就労・定着状況」についてご説明した後、ハローワークの職員の方から、「障がい者雇用の現状と各種支援制度について」のご説明をいただきました。

 その後、実際に作業学習に取り組んでいる職業学科の生徒たちの様子をご覧いただきました。環境・流通サポート科ではポリッシャーの模擬実演、福祉サービス科では事例検討学習、生産技術科では木工作業、それぞれの学科を企業様2グループに分かれて見ていただきました。

 生き生きと活動している生徒たちをご覧いただき、本校生徒に関心を寄せていただける企業が増え、障害者雇用の裾野が広がる取り組みの一助となると幸いです。

令和6年度 高文連上川支部書道展・研究大会参加について

 8月28日(木)~30日(金)に高文連上川支部書道展・研究大会が行われ、3年生2名、2年生1名、1年生1名の4名が参加しました。

 3年生1名が特選、その他3名が佳作を受賞し、特選を受賞した生徒は10月9日~11日に小樽市で行われる全道大会に参加します。

 夏休み中に外部講師からご指導をいただき、一生懸命作品製作に取り組んだことで、それぞれの良さが出た素晴らしい作品ができました。

 支部大会では生徒達が自分から意欲的に書道について探求しようとする姿が見られ、生徒達の成長が感じられる大会でした。応援ありがとうございました。

1日防災学校

 9月1日の「防災の日」にちなんで、9月2日に、「1日防災学校」の取り組みを行いました。今年度は、全校生徒が、1日を通して災害や防災に関わることについて学びました。

 理科では、日本の自然災害の特徴や地震の仕組みについて学んだ後、地震発生時に安全な場所の条件を確認したり、身近な生活で気をつけるポイントについて考えたりしました。社会では、旭川で多く起こる災害について学んだ後、iPadで自分の住んでいる地域のハザードマップを実際に見て、洪水時の避難場所を確認しました。家庭科では、災害食について学びました。実際に調理した災害食を試食し、感想を述べたり、アレンジ方法について考えたりした他、ローリングストックに適した食品について学んだり、自分の家庭の3日分の備蓄量の目安を算出したりしました。

情報では、「だ」(誰からの情報か?)、「い」(いつの情報か?)、「ふく」(複数の情報を比較したか?)の「だ」「い」「ふく」を合い言葉に、災害時に流れる情報を取捨選択することの大切さを学びました。また、1日の終わりに行われた地震の避難訓練の後は、災害クイズに取り組み、災害時の正しい対応についても学びました。

 1日を通して学んだことで、生徒たちの防災への意識や関心の高まりを感じる取り組みとなりました。これを機に、いつ起こるか分からない災害に備えて、日々の学校生活の中でも防災意識を高める取り組みを深めていければと思います。

就労支援セミナー

 8月29日(木)に北海道労働局職業安定部職業対策課雇用対策係の就職支援コーディネーター 大加瀬 敦 様をお招きし、生徒・保護者を対象とした就労支援セミナーが開催されました。

働くにあたって今から準備出来ることとして「心の準備」「生活面の準備」「働き方に求められること」「障害者雇用の今について」と、多岐にわたり説明いただきました。

全校生徒は緊張しながらも真剣に話を聴きました。これからの学校生活の中で何を頑張れば良いかのアドバイスもいただき、とても有意義なセミナーでした。このセミナーを通じて、生徒たちは地域社会の一員としての自覚を深めることができました。

ご協力いただきました講師の大加瀬様、セミナーに参加された保護者の皆様、本当にありがとうございました。

2学期始業式

 8月27日(火曜日)2学期が始まりました。教室では、仲間や教師との再会を喜び、夏休みの思い出や職場体験などについて話題になりました。

 校長講話では、2学期は現場実習や学校祭など主体的な挑戦をしてほしいこと。挑戦には失敗がつきものなので、心のしなやかさを持ち相手の立場を尊重してほしいことが話されました。

 検定合格者表彰者紹介も行われ、漢検やパソコン検定、北海道アダプテッド陸上競技会で表彰された生徒が紹介されました。

 

企業と特別支援学校の皆さんとの交流会(企業説明会)

 8月24日の午後に、本校の体育館で、一般社団法人 北海道中小企業家同友会 道北あさひかわ支部主催による「企業と特別支援学校の皆さんとの交流会」が開催されました。13社の出展企業と特別支援学校6校、他1校の教員、生徒、保護者に加え、多数の見学者が参加しました。

 オリエンテーション後に13の企業のブースに分かれ、各ブースで、15分間の説明会が4回ずつ行われました。参加者は興味を持った企業のブースを訪れ、メモを取ったり、担当者に質問をしたりして熱心に説明会に参加していました。説明会では、企業の方から、仕事内容や、給与・諸手当、福利厚生制度についてのお話をうかがったり、特別支援学校を卒業して現在働いている先輩に質問をする機会を設けていただいたりと、対面ならではの生の声を聞くことができる場面が多く見られました。

 また、学校説明ブースも設けられ、企業の方に特別支援学校の特色や、就労に向けた取り組みについて知っていただく機会にもなりました。

 夏休み最後の週末で、暑さ対策をしながらの開催でしたが、企業と特別支援学校がお互いに理解を深める、とても意義深い会となりました。

 開催に伴い、お忙しい中ご出展いただいた企業の皆様、ご参加いただいた特別支援学校の保護者、生徒、教員の皆様、ありがとうございました。

 

全校集会、1学期終業式

 7月24日(水)に全校集会と1学期終業式が行われました。

 全校集会では、水分補給をしっかりすること、SNSの正しい使用方法の呼びかけなどが生徒会役員から呼びかけがなされました。生徒指導部長からは、夏休み中に高校生として守ってほしいことについて話がありました。

1学期終業式では、校長先生から本校開校時よりお世話になっていた方の「夢をあきらめずに」という言葉が紹介され、2学期も挑戦を忘れずに取り組んでほしい。そのために長い夏休みには心身共にリフレッシュして、元気にみんなで2学期を迎えられるように過ごしましょうと話されました。

 始業式は8月27日(火)です。体験活動や福祉事業所の見学、体験など自分の将来についても感じて、考える夏休みにしてほしいと思います。

救急講習

 本校教員対象に旭川南消防署員の方々による救急講習が7月25日に行われました。熱中症対策についての講話とAEDを使った心肺蘇生法の講習でした。いざという時のために、参加していた先生方は一生懸命練習していました。今回の講習で、一次蘇生の方法や機器の使い方が分からないと救える命も救えなくなると、改めて意識させられました。講習の最後に「ただ命を救うということではなく、その先の社会復帰が出来るように、我々がそれぞれの立場で、やれることをやることが大切です。」と、普段から命を救う現場で働いている方々の言葉で締めくくられました。

 今回、お忙しいなかお越しいただいた、旭川南消防署の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

2学年 現場実習

 職業学科2学年は、6月10日(月)~6月21日(金)に現場実習を行いました。お忙しい中、実習を受け入れて御指導くださった企業の皆様、担当の方には感謝申し上げます。

 振り返りでは、実習での成果と課題を知り、家庭生活や学校での過ごし方を見つめ直しました。報告会では、自分の新たな目標へ向けて努力することを誓いました。

 生徒たちは今回の実習で気付いた課題を基に、これからの学校生活や進路選択へ向けて頑張ってほしいです。

動物墨画パフォーマンス参加について

 6月15日(土)旭山動物園イベントホールにて、動物墨画パフォーマンスが行われ、本校から文化部4名の生徒が参加しました。今年度も少人数での参加でしたが、4名の生徒は一生懸命練習をし、本番に臨みました。

今年度描いた動物は「エゾフクロウ」です。エゾフクロウ2羽が身を寄せ合っているデザインに、「共に生きる」という言葉を添えてみました。

当日は練習の成果を発揮し、作品も素晴らしいものができました。

 応援に来てくださった皆様、ありがとうございました。

現場実習・インターンシップ 決意発表会

 職業学科3年生24名は6月17日(月)~28日(金)まで現場実習、普通科3年生8名は6月18日(火)~27日(木)の中で6日間でインターンシップが実施されます。その32名が実習に向かうそれぞれの決意を発表しました。

 生徒たちは今まで学んだことを生かすと同時に、自己の課題と向き合い、この実習で自身を成長させたいとの思いが伝わってくる、素晴らしい決意発表会でした。おおよそ2週間の間、企業で実習し、成長して戻って来るのが楽しみです。このような機会を与えていただいた企業の皆様に感謝申し上げます。

3学年卒業生講話

 6月10日(月)第4期卒業生を講師に招いて、3学年対象の卒業生講話を行いました。ミスをしたら隠さず嘘をつかず素直に謝ることや不安なことの解決方法など、講師の体験談や思いを基にしたアドバイスをシンポジウム形式でお話してくれました。現場実習・インターンシップを翌週に控えた生徒達はメモをとるなど真剣に聞き入りました。

高体連バドミントン大会に出場しました

 5月28日(火)、29日(水)にリクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館(旭川市総合体育館)にて、 第76回北海道高等学校バドミントン選手権大会旭川支部予選会が行われました。

 総合運動部バドミントン部門から、28日のダブルスに男子1組、29日のシングルスに男子1名、女子2名が出場しました。

 

――― 大会結果 ―――

【男子ダブルス】

・3年ペア(Sさん・Wさん) 2回戦(シード) VS 旭川南(3年)

0-2で敗退(7-21、4-21)

初めてのダブルス出場、一人は大会自体が初出場ということで緊張感が高い中の試合となりました。序盤で実力差を感じながらも、真剣なまなざしで最後まで諦めず、1点でも多く取ろうと頑張っていました。その中でもチャンスを見つけて、いいショットを決めることもできました。

【男子シングルス】
・3年Sさん VS 鷹栖(3年)
 1-2で敗退(12-21、21-12、16-21)

ネット際のコントロールが上手で、2ゲーム目を取ることができたのですが、あと一歩というところで勝てませんでした。

【女子シングルス】

・2年Tさん VS 旭川藤星(3年)
0-2で敗退(2-21、2-21)
初出場。相手は3年生いうことで、かなり力の差がありましたが、
最後までめげることなく、一生懸命がんばりました。

 

・3年Sさん VS 南富良野(2年)
2-0で勝利(21-15、21-11)
初戦は順調。相手のミスもありましたが、何度かスマッシュも決め、積極的なプレーができたと思います。

3年Sさん VS 旭川西(3年) 2回戦
0-2で敗退(5-21、2-21)

相手のサーブが高く、コースもきれいだったので、なかなかポイントが取れませんでしたが、必死で手を伸ばし、シャトルにくらいつこうとする姿勢が印象的でした。

今大会から保護者観覧が可能となり、声を出しての応援も増え、会場はかなり熱気に包まれていました。そのような中、選手たちはほどよい緊張感と高いモチベーションで試合に臨むことができました。試合の結果はそれぞれでしたが、大会に出場したことで、今後の部活動や後輩への指導への熱意が高まり、よい経験となりました。部活動・特別練習等へのご理解ご協力、応援等ありがとうございました。