令和7年度 旭支日記

令和7年度 旭支日記

令和7年度第10回入学式

 令和7年4月9日(水)第10回入学式が挙行されました。

 多くのご来賓や保護者の皆様が見守る中、不安と期待が入り混じった表情の新入生32名が体育館に入場し、菅原校長より入学許可を受け、高校生活をスタートさせました。

 厳粛な雰囲気の中、新入生代表生徒が「つまずいても諦めず、最後までやり遂げる姿勢を大切にし、仲間とともに様々なことに挑戦していきます。」と誓いの言葉を述べました。

 これからの皆さんの活躍を期待しています。

新入生歓迎会

 4月15日(火)、新入生歓迎会を行いました。緊張した面持ちで登校してきた新入生たちも、先輩たちの温かい歓迎に次第に笑顔を見せていました。

 歓迎会では、上級生がそれぞれの学科について分かりやすく紹介してくれました。どのような学びがあるのか、どんな授業があるのかなど、実際の体験を交えた説明は、新入生たちにとってとても参考になりました。

 また、年間行事や学校生活の様子、そして部活動の紹介もありました。先輩たちの生き生きとした発表に、新入生からは「楽しみになった」「早く活動してみたい」といった声が聞かれました。

 歓迎会をとおして、新入生たちはこれからの学校生活に見通しをもち、不安が少し和らいだ様子でした。

着任式、始業式

 4月8日(火曜日)新たな希望とともに新学期が始まりました。

 着任式では、新たに本校に加わられた先生方が紹介され、それぞれ熱意あふれるメッセージをいただきました。新しいメンバーとともに、教育のさらなる充実に向けて取り組んでまいります。

 始業式では、生徒の皆さんが新学年を迎えるにあたっての決意や目標を胸に、新しい一歩を踏み出しました。校長先生からは「主体的、思いやり、心のしなやかさ」や「上級生としての役割」をテーマにしたお話がありました。

旭高支日記

令和6年(2024年)度旭高支日記

令和6年度修了式・離任式

 2025年3月24日に令和6年度の修了式が行われました。

 年度の初めに、これからの学校生活で意識してほしいと伝えられていた、「主体的に挑戦すること」「自他を思いやり相手を尊重すること」「心のしなやかさを身につけること」について、校長先生からお話がありました。毎日の挨拶、セルフプロデュース、作業学習、部活動を通して主体的な挑戦ができたこと、1年を通して仲間を気遣い協働的な学びができたこと、様々な経験をとおして自ら心のしなやかさを育んできたことなど、この1年間での生徒たちの成果について振り返りました。その中で、人とうまく付き合うための1つの力となる「心のしなやかさ」をこれからも意識して生活してほしいという言葉もあり、生徒たちは真剣な表情で受け止めていました。

 また、先日3年生が卒業し、進級を控えた在校生たちへの宿題も出されました。それは、「上級生の役割は何か?」を考えてきてほしいというものでした。これまで3年生が担っていたことをこれからは自分たちが担っていくという意識を持ち、宿題に取り組んでほしいと思います。始業式の日に、どのような答えが出てくるか、とても楽しみです。

 修了式に引き続き離任式も行われ、11名の教職員が旭川高等支援学校を去りました。別れは寂しいですが、新天地での活躍への願いを込めて、在校生、卒業生でアーチを作って見送りました。

 令和6年度が終わりました。準備期間としての春休みを有意義に過ごし、始業式の日には全員が元気に登校してくれることを願っています。

第7回卒業証書授与式

2025年3月7日に卒業証書授与式が行われました。

職業科24名、普通科7名の計31名に卒業証書が授与されました。厳粛な雰囲気の中、多くの方々に見守られての卒業式でした。在校生やご来賓の皆さまからの暖かい言葉をいただき、感動的な卒業式となりました。3年生は式の中で、保護者の方々やお世話になった先生方へ、感謝の気持ちを伝えることができました。卒業してからも、社会人として大いに活躍することを願っています。

保護者の皆様、事業所の皆様、3年間に渡り本校教育活動へのご理解とご協力に感謝いたします。ありがとうございました。

卒業生を送る会

 2025年2月27日生徒会主催の卒業生を送る会が行われました。

 在校生からの企画で、学校に関するクイズやジャンケン大会、在校生の合唱を3年生に楽しんでもらいました。

 3年生からは「卒業生からの伝承」として、進路先を選んだ理由や在学中に取り組んだほうが良かったことを後輩にプレゼンテーションツールを用いて伝えられました。最後には3年生から合唱をして感謝の気持ちを伝えました。

探究チャレンジ・アジアに出場しました

 去る2月1日(土)北海道大学 学術交流会館にて、S-TEAM教育推進事業「探究チャレンジ・アジア」に普通科3年生が出場しました。道内から高等学校を中心に29校の学校が参加し、ポスターを使った発表や質疑応答をしました。一人一人が自分の役割をしっかり果たし、堂々と発表をしたり質問に対して適切に答えたりすることができ、札幌市長賞第三席を受賞することができました。本当によく頑張りました!今回経験したことを次のステージで生かしてほしいです。

 保護者の皆様を始め、探究活動に協力いただいた関係者の皆様、S-TEAM教育推進事業に関わるご協力ありがとうございました。

3学期始業式

 本日、1月17日に第3学期の始業式が行われました。

 校長講話では、2025年の干支(乙巳)が、「努力を重ね、物事を安定させていく」「これまでの努力や準備が実を結び始める」という意味合いを持つ年とされていることに因み、「この1年を総括し、次の段階につなげる3学期になるように。」と伝えられました。今できることを後回しにすることなく学校生活を送ってほしいとのお話に、生徒たちは真剣な表情で頷いていました。校長講話であったように、3年生は社会人としての新たな生活を、1、2年生は進級後を見据え、1日1日を大切に過ごすことを願っています。焦らず、粘り強く、自分のペースで着実に前進していきましょう。

 まだまだ、インフルエンザが流行っています。規則正しい生活や感染対策を心掛け、「行く1月、逃げる2月、去る3月」を元気に過ごしたいですね。

全校集会、2学期終業式

 12月25日(水)に全校集会と2学期終業式が行われました。

 全校集会では、生徒会から、飲酒、喫煙、SNSの正しい使用方法の呼びかけなどが生徒会役員から呼びかけがなされました。生徒指導部長からは、今年度本校であったいじめの件数や冬休み中に高校生として守ってほしいことについて話がありました。

 終業式では、校長先生から、生徒一人一人の主体的な挑戦をとおして、着実に成長しているとの話がありました。

 また、学校祭はチーム力を試す場でしたが、生徒同士が協働し、愉しんでいる姿に多くの共感があったと振り返りました。冬休みは3学期に向け、各々が2学期を振り返る時間としてほしいとの話もありました。

 2学期は保護者の方や町内会の皆様、関係機関の皆様には大変お世話になりました。今後もよろしくお願いいたします。

高体連バドミントン新人大会に出場しました

 12月14日~16日にリクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館(旭川市総合体育館)にて、令和6年度旭川地区新人バドミントン選手権大会兼北海道高等学校新人バドミントン大会旭川地区予選会が開催されました。

本校総合運動部バドミントン部門から、15日3部シングルス部門に男子1名女子1名が出場しました。

 ――――大会結果――――

【3部男子シングルス】

Kさん 1回戦 VS上富良野高校

    0(4-15,9-15)2 敗退

【3部女子シングルス】

Tさん 1回戦 不戦勝

    準決勝 VS留萌高校

    0(1-15,6-15)2 敗退

令和6年度特別支援学校企業向け見学会

 12月3日(火)、以前よりお申込みをいただいた企業様をお招きして、令和6年度特別支援学校企業向け見学会を開催しました。

 本校職員から、「学校概要」、「進路指導および卒業生の就労・定着状況」についてご説明した後、ハローワークの職員の方から、「障がい者雇用の現状と各種支援制度について」のご説明をいただきました。

 その後、実際に作業学習に取り組んでいる職業学科の生徒たちの様子をご覧いただきました。環境・流通サポート科ではポリッシャーの模擬実演、福祉サービス科では事例検討学習、生産技術科では木工作業、それぞれの学科を企業様2グループに分かれて見ていただきました。

 生き生きと活動している生徒たちをご覧いただき、本校生徒に関心を寄せていただける企業が増え、障害者雇用の裾野が広がる取り組みの一助となると幸いです。

令和6年度 高文連上川支部書道展・研究大会参加について

 8月28日(木)~30日(金)に高文連上川支部書道展・研究大会が行われ、3年生2名、2年生1名、1年生1名の4名が参加しました。

 3年生1名が特選、その他3名が佳作を受賞し、特選を受賞した生徒は10月9日~11日に小樽市で行われる全道大会に参加します。

 夏休み中に外部講師からご指導をいただき、一生懸命作品製作に取り組んだことで、それぞれの良さが出た素晴らしい作品ができました。

 支部大会では生徒達が自分から意欲的に書道について探求しようとする姿が見られ、生徒達の成長が感じられる大会でした。応援ありがとうございました。

1日防災学校

 9月1日の「防災の日」にちなんで、9月2日に、「1日防災学校」の取り組みを行いました。今年度は、全校生徒が、1日を通して災害や防災に関わることについて学びました。

 理科では、日本の自然災害の特徴や地震の仕組みについて学んだ後、地震発生時に安全な場所の条件を確認したり、身近な生活で気をつけるポイントについて考えたりしました。社会では、旭川で多く起こる災害について学んだ後、iPadで自分の住んでいる地域のハザードマップを実際に見て、洪水時の避難場所を確認しました。家庭科では、災害食について学びました。実際に調理した災害食を試食し、感想を述べたり、アレンジ方法について考えたりした他、ローリングストックに適した食品について学んだり、自分の家庭の3日分の備蓄量の目安を算出したりしました。

情報では、「だ」(誰からの情報か?)、「い」(いつの情報か?)、「ふく」(複数の情報を比較したか?)の「だ」「い」「ふく」を合い言葉に、災害時に流れる情報を取捨選択することの大切さを学びました。また、1日の終わりに行われた地震の避難訓練の後は、災害クイズに取り組み、災害時の正しい対応についても学びました。

 1日を通して学んだことで、生徒たちの防災への意識や関心の高まりを感じる取り組みとなりました。これを機に、いつ起こるか分からない災害に備えて、日々の学校生活の中でも防災意識を高める取り組みを深めていければと思います。