旭高支日記

令和6年度修了式・離任式

 2025年3月24日に令和6年度の修了式が行われました。

 年度の初めに、これからの学校生活で意識してほしいと伝えられていた、「主体的に挑戦すること」「自他を思いやり相手を尊重すること」「心のしなやかさを身につけること」について、校長先生からお話がありました。毎日の挨拶、セルフプロデュース、作業学習、部活動を通して主体的な挑戦ができたこと、1年を通して仲間を気遣い協働的な学びができたこと、様々な経験をとおして自ら心のしなやかさを育んできたことなど、この1年間での生徒たちの成果について振り返りました。その中で、人とうまく付き合うための1つの力となる「心のしなやかさ」をこれからも意識して生活してほしいという言葉もあり、生徒たちは真剣な表情で受け止めていました。

 また、先日3年生が卒業し、進級を控えた在校生たちへの宿題も出されました。それは、「上級生の役割は何か?」を考えてきてほしいというものでした。これまで3年生が担っていたことをこれからは自分たちが担っていくという意識を持ち、宿題に取り組んでほしいと思います。始業式の日に、どのような答えが出てくるか、とても楽しみです。

 修了式に引き続き離任式も行われ、11名の教職員が旭川高等支援学校を去りました。別れは寂しいですが、新天地での活躍への願いを込めて、在校生、卒業生でアーチを作って見送りました。

 令和6年度が終わりました。準備期間としての春休みを有意義に過ごし、始業式の日には全員が元気に登校してくれることを願っています。