暖かな春の日差しに恵まれた中、3月4日に第4回卒業証書授与式が行われました。
今年は32名誰一人欠くこともなく、全員がこの学び舎に別れを告げ、新しい活躍の場に踏み出すことができました。
式の最後には生徒を代表して前生徒会会長から答辞が述べられました。その中で在校生に向けて発した言葉は力強いメッセージとなりました。
「失敗を恐れて何もしないままだと、ただ時間が過ぎて自分の未来をつかめなくなります。自分の将来を自分でつかむために、何事も自分からチャレンジして様々なことを経験し、自分の未来を切り開いてみてください。世界が違うふうにみえると思います」という言葉を受けとめ、在校生は今後の学校生活に生かしてくれることでしょう。また答辞の最後は「これからは、嫌な人や好きじゃない人ができるかもしれません。働くのが嫌になるかもしれません。そんな時は、母校である北海道旭川高等支援学校で学んだことや築いてきた思い出を忘れず、社会を生き抜いていきましょう」と卒業生としての決意が述べられました。
式後の玄関では名残惜しく卒業式の立て看板を背景に記念写真を撮る風景が見られました。多くの思い出を胸に秘め、社会人としてのスタートラインにたった32名の未来が輝かしいものとなることを職員一同祈っています。卒業おめでとうございます。