学校長挨拶

相手に届く情報発信

 北海道旭川高等支援学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。昨年度はコロナが5類になったこともあり、本校の教育活動を発信できる機会も増えましたが、
情報発信の難しさを感じた1年でもありました。昨年10月PTA合同大会の講演で中札内村の森田村長のお話を聞きました。講演題の「日本一美しい村は日本一の笑顔になる」に沿って話が展開していきましたが、その中に情報発信の在り方についての話がありました。
 森田村長は、「相手に届かない情報は、真の情報発信とは言えない」と話され、このフレーズが強烈に私の心に突き刺さり、これまでの情報発信について考える機会となりました。本校では平素の教育活動について、ホームページで紹介していますが、さらに多くの方々に様々な方法で情報発信することが、本校の教育活動の理解につながると考えました。 そこで、本校が挑戦しているS-TEAM教育推進事業について、ホームページや他の方法で情報発信を試みました。おかげさまで、旭川市役所新庁舎での資料展示の機会に恵まれ、新聞や通信などにも定期的に取り上げていただいた結果、保護者の皆様や地域の皆様の目に留まり、「雪は何月まで残ったのですか。」、「雪の利用に挑戦している学校ですね。」など、生徒の教育活動についての話が増え、S-TEAM教育推進事業の理解も深まってきました。
 これもひとえに、情報発信の機会をいただいた旭川市や記事にしていただいた地元新聞社、通信社などのおかげであり、心からお礼申し上げます。本年度も相手に届く情報発信に心がけるとともに、ホームページをとおして、様々な情報を発信してまいりますのでご覧ください。

北海道旭川高等支援学校長 菅 原 靖 博