令和7年度 旭高支日記
着任式、始業式
4月8日(火曜日)新たな希望とともに新学期が始まりました。
着任式では、新たに本校に加わられた先生方が紹介され、それぞれ熱意あふれるメッセージをいただきました。新しいメンバーとともに、教育のさらなる充実に向けて取り組んでまいります。
始業式では、生徒の皆さんが新学年を迎えるにあたっての決意や目標を胸に、新しい一歩を踏み出しました。校長先生からは「主体的、思いやり、心のしなやかさ」や「上級生としての役割」をテーマにしたお話がありました。
新入生歓迎会
4月15日(火)、新入生歓迎会を行いました。緊張した面持ちで登校してきた新入生たちも、先輩たちの温かい歓迎に次第に笑顔を見せていました。
歓迎会では、上級生がそれぞれの学科について分かりやすく紹介してくれました。どのような学びがあるのか、どんな授業があるのかなど、実際の体験を交えた説明は、新入生たちにとってとても参考になりました。
また、年間行事や学校生活の様子、そして部活動の紹介もありました。先輩たちの生き生きとした発表に、新入生からは「楽しみになった」「早く活動してみたい」といった声が聞かれました。
歓迎会をとおして、新入生たちはこれからの学校生活に見通しをもち、不安が少し和らいだ様子でした。
令和7年度第10回入学式
令和7年4月9日(水)第10回入学式が挙行されました。
多くのご来賓や保護者の皆様が見守る中、不安と期待が入り混じった表情の新入生32名が体育館に入場し、菅原校長より入学許可を受け、高校生活をスタートさせました。
厳粛な雰囲気の中、新入生代表生徒が「つまずいても諦めず、最後までやり遂げる姿勢を大切にし、仲間とともに様々なことに挑戦していきます。」と誓いの言葉を述べました。
これからの皆さんの活躍を期待しています。
令和7年度 進路講演会
去る5月2日(金)、社会福祉法人旭親会 旭川福祉園副施設長 八代 瑞希様をお招きし、進路講演会を開催しました。「福祉事業所の役割と具体的な取組」と題した講話を通し、保護者の皆様に福祉事業所の役割や取り組みを知っていただくことで、進路選択の幅を広げる機会とすることができました。
社会見学
5月27日(火)
1学年では、卒業後の進路への関心と意欲を高めるために、ワタキューセイモア(株)旭川営業所と社会福祉法人旭川旭親会旭川福祉園を見学してきました。
ワタキューセイモアでは、職員の方とのタオルたたみ競争や、病院で使用する寝具や衣類のクリーニング工場を見学させていただいた後、質問に答えていただきました。
旭川福祉園では、施設外就労の説明や施設内での作業の様子を見学した後、福祉園に就労している本校の卒業生に、生徒たちの質問に答えていただきました。
今回の社会見学では、自分たちの進路となる企業やB型事業所を実際に見学することで、普段の授業では学べない貴重な経験をすることができました。今後も、実習などの体験的な活動をとおして、働く力を付けていきます。
卒業生講話(3学年)
6月6日(金)に3学年の職業の時間に『卒業生講話』が行われました。講師は、市内のスポーツ用品店に一般就労した6期生。3年生は事前に70個の質問を用意していました。
卒業生は、「家にはいくらいれていますか。」「働いて一番困ったことは何ですか。」「在学中に身につけておくと良いことは何ですか。」などの質問に、経験談を交えながら答えてくれました。3年生はいつも以上に真剣にメモをとりました。
講話の最後には、3年生に対して「分からないことはすぐに確認すると良い!」とアドバイスをくれました。先輩からの言葉は生徒たちに響いたようです。
後輩のために講師を引き受けてくれたOさん、ありがとうございました。そして、先輩からの言葉をしっかりと受け止め、現場実習・インターンシップに向けて頑張れ3年生!!!!!
1学年前期現場実習
6月16日から20日の1週間、1学年職業学科の生徒24名は、初めての現場実習に行ってきました。生徒一人一人が実習先に1週間通い、それぞれの職場で真剣に働きました。
今回の実習では、全員が一人で実習先に赴き、実際の職場の空気を肌で感じながら、社会で働くことの意味や責任を体験しました。 朝の通勤、仕事の段取り、質問や報告の仕方、職場の方々とのコミュニケーションなど、緊張もありましたが、それぞれの場所で精いっぱい努力する姿が見られました。
報告会では、「できるようになったこと」や「難しかったこと」「気づいた自分の課題」などを一人ずつ発表しました。「時間を意識して行動する大切さがわかった」「『ありがとう』と言ってもらえて嬉しかった」「もっと笑顔で接客できるようになりたい」など、それぞれの経験から多くの学びがありました。
この実習をとおして、生徒たちは社会の一員としての自覚を少しずつ育んでいます。ご協力いただいた実習先の皆さまに心より感謝申し上げます。
企業と特別支援学校の皆さんとの交流会
7月5日(土)に中小企業同友会様、本校学校運営協議会共催の説明会が本校を会場に開催されました。道内の企業15社がブースを並べ、説明をいただきました。上川管内、空知管内、留萌管内など7校からの参加者がある中、本校からは1、2学年生徒が参加しました。生徒たちは小売業や観光業、酪農業など、興味関心のあるブースに向かい興味深く耳を傾けていました。これからの進路選択の参考となる貴重な機会となりました。
令和7年度第1学期終業式
令和7年7月23日(水)、全校集会と終業式が行われました。全校集会では、明日から始まる夏休み中の過ごし方について生徒会役員と生徒指導部長からお話がありました。
終業式では、校長先生から「今年の夏休みは1学期を振り返りつつ、2学期の目標を立て、主体的に何に挑戦するのかを具体的に考えてほしい。また、命に関わる事故には十分に気を付け、良い夏休みを過ごしてください」とのお話がありました。
この日はとても暑い旭川でしたが、生徒たちは最後までしっかりとした態度で参加し、1学期を締めくくることができました。
令和7年度第2学期始業式
令和7年8月26日(火)、第2学期の始業式が行われました。校長先生から「後悔しない2学期を合言葉に、具体的な目標に沿い、一歩踏み出す勇気をもって主体的に挑戦してほしい」と全校生徒にエールが送られました。また、「価値のない命はない。困ったり苦しくなったりしたら大人を信じ、必ず相談してほしい」と命の尊さについてもお話がありました。生徒たちは最後まで真剣なまなざしで聞いていました。
合わせて、着任式と各種検定の合格者及びアダプテッド陸上競技大会の結果報告が実施されました。
2学期は勝負の学期です。実りある2学期となるよう、生徒・教職員一同、精一杯頑張ります!
令和7年度一日防災学校
令和7年9月1日、一日防災学校が実施されました。「自らの命を守る」ことを共通のテーマとし、地震や災害のメカニズム、地域の災害の歴史やハザードマップの作成、災害食の実際、災害時におけるSNSの活用と情報の真偽についてなど、複数の教科で横断的に学びました。最後の6時間目はシェイクアウト(避難訓練)を実施し、実際に体験しながら身を守るすべや避難方法について学びました。
旭川市は比較的災害が少ない地域とされていますが、そこに安心・油断することなく生徒・職員一同、今後も学校全体で防災について考えていきます。
リーフレットの内容を
2025(令和7)年版に
差し替えました
(PDFファイルが開きます)